実務シチュエーション4 択難易度 応用

状況

本番サーバのアクセス許可リストに IP を 1 件追加する作業。手順書は「allowlist.conf の末尾に追記し、設定を再読み込みする」。作業者の入力は次のとおり。

ダブルチェッカーとして最初に止めるべき点は?

sudo cp /etc/app/allowlist.conf /etc/app/allowlist.conf.bakecho "203.0.113.25" | sudo tee /etc/app/allowlist.confsudo systemctl reload app

正答

  1. IP アドレスを引用符で囲むと、引用符ごと書き込まれてしまう
  2. reload ではなく restart にしないと、設定が反映されない
  3. tee に -a がなく上書きになり、既存の許可 IP がすべて消える
  4. バックアップは cp ではなく mv で取るべきである

解説

tee はオプションなしだとファイルを上書きする(> と同じ)。このまま再読み込みすると、許可リストには新しい 1 件だけが残り、既存の利用者が一斉に接続できなくなる。追記するには tee -a(または >>)を使う。シェルの引用符は書き込まれない。reload で反映されるかはアプリの仕様次第で、上書きの危険に比べれば二次的。mv でバックアップを取ると元のファイルがなくなり、かえって危ない。

double-checkproductionshell

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