状況
あなたは経理の補助をしている。いつも請求書を送ってくる取引先の担当者から、次のメールが届いた。差出人の表示名もアドレスもいつもと同じに見える。
いつもお世話になっております。弊社の振込口座が変更になりました。今月分から、下記の新しい口座へお振り込みください。
監査の都合で急ぎのため、本日中のお手続きをお願いいたします。ご不明点は、署名の電話番号までご連絡ください。
振込先を変える前の確認として、最も適切なものは?
正答
- 以前から控えている取引先の電話番号に電話し、担当者本人に確かめる
- このメールに返信して、口座の変更が本当かどうかを担当者に確かめる
- メールの署名に書かれた電話番号に電話し、担当者に変更を確かめる
- 差出人のアドレスがいつもと同じなので、上司に伝えて手続きを進める
解説
振込先の変更と「本日中」という急ぎは、ビジネスメール詐欺(BEC)の典型。取引先のメールアカウントが乗っ取られていれば、アドレスも過去のやり取りも本物と同じに見える。返信は乗っ取った犯人に届き、「変更は本当です」と答えられてしまう。② が案内する署名の電話番号も犯人が書き換えたものかもしれない。確かめるのは、契約書や以前の名刺など、このメールとは別の経路で前から知っている電話番号から。アドレスが同じことは本物の証拠にならない。確認が取れるまで振り込まず、社内の手順に沿って上司にも共有する。
参考: www.ipa.go.jp
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